たまゆら~卒業写真~ 第一部 芽‐きざし‐ 感想
みんなの笑い声、あたたかな町、なにもかもが大好きだった。
劇場版たまゆら見に行ってきました。
ストーリーは、ぽって達が三年生になってからの話。
もう三年生なのか...
ついこないだまで高校入りたてだった気がするんですけどね。時の流れを感じます。
冒頭に書いた映画のキャッチコピー。
「だった」ってなんだよ。終わらないでくれよう。
主題歌はお馴染みの坂本真綾さんですが、とても良かったです。
作詞作曲も真綾さん。
真綾さんがアニメに曲を書き下ろすのは始めてだったそうですが、たまゆらの世界観に上手く溶け込んでいたと思います。
予告PVで曲が流れるんですけど、本編を観る前から、僕は泣きそうでした。
まだ一章なんだけどな…
これから泣かせに来るのかと思うと、身構えずにはいられません。
第一部にはいろいろ驚かされました。
良いか悪いかは置いといて、いままでのたまゆらより萌えが強くなっていたんです。
サブタイトルの「きざし」は、漢字で「兆し」の他に「萌し」とも書くようですが(意味は同じ)、
だから萌えを強調してきた…なんてことはないか。ないですね。
キャラデザが少し変わって、目が昆虫みたいになってたり、髪の毛の色というかグラデーション?が白っぽくなってたり、カーディガンが1サイズ大きくなってたり、豊胸されてたり。
写真部にも新入部員が二人。
いつの間にか大所帯になりましたね。
そうそう、あとかおたんが髪を切ってました。
かおたんが髪を・・・
もっと驚いたのはかおたんの髪の毛についてほとんど触れられなかった事。
そんなあっさりしてていいのか。
かおたんが髪の毛切ったんだよ!?なんでもっと触れないの。ねぇ。
女の子が長い髪をバッサリ切るっていうのは、すごい勇気がいることなんですよ。
僕ですか?男です。
かおたんはさばさばしてる印象があるけど、そういう人ほど乙女な部分が結構あったりするんですよね。少なくとも僕から見たかおたんは、身も心も女の子なので、それなりの決意のようなものがあって髪を切ったと思うんです。だから髪を切るシーンまではいかないにしても、丁寧に扱って欲しいなとは思いました。
まぁでも、第一部は主にぽっての心の変化、兆しということに重点を置いたストーリーだったので、かおたんの髪の毛もいずれちゃんと触れる...のかな。
触れてくれるなら、かおたんファンとしては嬉しい限りです。
とまぁ、あれこれ言っていますが面白かったですよ。絵は変わってもたまゆらはたまゆらでした。
僕は去年の夏に竹原で聖地巡礼をしてきたので、今回の映画はより感慨深かったです。
ぽって達がいた場所に自分も立ってたんだな~って。
次元を超えた気がしました。
良いですよ。聖地巡礼。
昨日見た風景のように思い出すことができます。
一度見たアニメを、見返すこと以外で、もっと好きになれる方法があるなんてびっくりです。
僕は今回の映画で、たまゆらが終わるまでに、ぽって達のような、何でもいいから目標のようなものを見つけたいと思いました。
と、こんなわけのわからん事をブログに書く程に、たまゆらの世界は素敵で、僕の心をいつも温かいもので満たしてくれる良いアニメです。
もし劇場版を見に行こうか迷っている方がいたら、見に行ってみるといいかもしれませんね。
http://tamayura.info/movie